ピアノ練習のコツで効果は無限
簡単にピアノを練習しましょう。
って言われても…どうやって?
ピアノ練習のコツがわからないと、最初から最後までつっかえながら何回も弾くのはもったいないように思います。つっかえる所を取り出して何回も何回も繰り返し弾いてみるのも、”何回も弾くこと自体”に意味を見出さない限り無駄な練習なんじゃないかと疑ってるんです。
なぜ、どこを、どうやって練習すればどのような効果が得られるのかがわかれば効率的に練習できると信じています。そして、そのような練習はピアノを習い始めたばかりの時から習慣付ける方が後々楽かなぁと思います。
具体的なピアノ練習方法
例えば、音が離れているため着地先で違う音を弾いてしまう時、私自身も良く行う練習方法が幾つかあります。その中の一つは、
- まずは楽譜を見ながらゆっくり弾いて、距離感を掴みます。
- 次に音を覚えます。
- その後、楽譜を見ずに鍵盤だけを見つめて弾いてみます。
- 最後に、体で距離感を覚えたら目をつぶって着地してみる。
だいたいこんな感じです。この方法は、小学生の生徒さんもゲームのような雰囲気で楽しんで練習できました!
私が良く言われたのは、「指が暴れてるかな?」ということでした。 手の動きはシンプルなほうが良いです。 動いて無駄な「手は肩甲骨から生えている」と意識してみると無駄な動きも緩和できます。
手にも表情があるよ
ピアノを習い始めで子ども年齢の生徒さん達の場合は特に、指も手も腕も動かし方を注意深く導きたいところです。ピアノを弾くための筋肉がついてくるまでは、指も手も腕もあっちこっちに行きがちです。ピアノ演奏って日常生活では絶対しないような不自然な動きをたくさんするから、身体が辻褄を合わせようとして手指が暴れるんですよね。しかし!エレガントな動きができるようになると、音を外したり迷子になるリスクが減ります。ガチャガチャした演奏になることもありません。ピアノを習いたてでも、ヤンチャな手の動きが癖付く前に気をつけておけば優雅な動きになります。
プロピアニストで指は独立していて激しく動いているのに繊細な演奏をする方々がいらっしゃいます。しかし、基本的には手の動きと紡ぎ出す音は連動していると思います。力強い演奏をしている時ふにゃふにゃの手では弾いていないし、柔らかくて繊細な音を作っている時は暴れん坊な弾き方はしていないはずです。例えばピアノ演奏動画など、音を消して手元だけ見てもその時どのような雰囲気の曲を演奏しているのか、だいたい読み取れるのではないでしょうか。
手で表情を作るにはピアノ筋が必要
とはいえ、そう簡単にできれば苦労はしません。特にピアノを習いたての小さめ年齢の生徒さん達には少々面倒くさく感じる子もいるかな?でも、これも練習の仕方を工夫すれば苦痛なことじゃなくなります。
例えば、手の甲の上に消しゴムや飴ちゃんなど(写真では鉛筆削りを置いています)を置いて落とさないように弾いてみます。小さめ年齢の生徒さんには、例えばピアノの形をした可愛い消しゴムなどを手の甲において弾いてもらいます。もし落とさずに弾けたらプレゼント!ゲーム感覚で楽しめるし、消しゴムをゲットして帰ったらお家に帰っても同じ練習ができます。集中して何かを成し遂げることで、楽しい経験の一つになってくれたら嬉しいです。
試行錯誤を繰り返して
かくいう私もまだまだ模索中です。“ひゃ〜難しい 私には無理なんじゃないか” と思うこともあります。だけど、“弾けるようになりたい”と最初に願った自分の想いを叶えてあげたいと思うのです。練習を工夫して、良さそうだと感じたものは取り入れて、そうやって少しずつでもできることを増やしていきたいです。
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